「遅読家のための読書術」印南 敦史【著】凡人が本の価値をわがものにしたいのであれば、「1箇所にまとめて書き出す」!

こんにちは、かねさんです。

社会人になってから本を良く読むようになりました。特にビジネス書を。学生の頃は読書感想文ですら、中身をスキップしてスキップして、適当にまとめて、半分以上があらすじで埋まってしまうような感想文を書くような子供でした。

それが、就職活動の時の企業研究である創業者の著書を読むうちに、本の面白さに入り込んでいきました。ビジネス書を入り口に色んなジャンルを読むようになりました。

本を読むのは好きなので、本が厚くても読むこと自体は苦にはなりません。ただ、いかんせん読むのが遅いのです。良くて1週間で1冊。下手すれば何日も何週も、同じ本が鞄の中に眠っています。

読むことに時間がかかるので、前の方に何が書いてあったか覚えておらず、結局その本を読むことを諦めてしまうこともしばしばです。

たくさんの本を読んで、かつ自分の人生に活かしたいと思った時に、手に取ったのが今回の本。「遅読家のための読書術」です。著者の印南さんは、ライフハッカーで毎日書評を執筆しています。読書量は年間700冊!

そんな印南さんも元々は読書は得意ではなかったとのこと。参考になる内容に付箋貼りまくりでした!

1ライン・サンプリング

「気になった箇所をどんどん書き写してA4用紙に本1冊分のハイライト集を作る」1ライン・サンプリングを印南さんはオススメしています。

いつもビジネス書を読む時は、付箋を貼りながら読み進めています。ただ、読み終わったあと貼った箇所をどうしたらいいか分からず、「あー良い本だったな」と思って結局読んだままになっていました。

そこで、印南さんがオススメしている通り、今回は付箋を貼った箇所をすべて書き写してみました。

タイトルと、付箋を貼った箇所のページ数と文章。書き写した結果、A4用紙2枚ほどになりました。

本の中では、パソコン等でタイプするのではなくで書くことを薦めています。実際やってみると、30分ほどで50近くの要素を抜き出すことができました。

この一覧を見れば、自分が気になった箇所がひと目でわかります。何より、これまで読みっぱなしだった本が、分かりやすい形で目の前に登場した気分です。

 

凡人が本の価値をわがものにしたいのであれば、「1箇所にまとめて書き出す」

 

抜き出した箇所の中で、ベストだと思ったのはこの1文。まさにキラーフレーズ。心に刻みました。

まずは、遅い上に本の内容を覚えていない状態の、覚えていない状態を脱するための方法を学ぶことができました。

遅読家脱出のための方法は、また別でまとめて記事にしようと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

この記事を書いた人

Shintaro Kanegae

2017年1月からブログを開始。
ある時、ブログを書いているブロガーと呼ばれる人たちの集まりに顔を出したら、とても楽しそうな雰囲気をまとっていることに惹かれる。自分もブロガーになってみたいとの想いからブログを開始。
平日は普通に会社に出勤するサラリーマン。休日もたまに出勤するサラリーマン。家と会社の往復だけなんて真っぴらごめんだーと思いながら、美味しいご飯、楽しいイベント、読んでよかった本を中心に、私が体験したことを写真と共に書き綴っています。