こんにちは、かねさんです。
今日の本は、普段書店でも行かないようなコーナーにある本。
著者は余語まりあさん。ビューティーキャンプと呼ばれる、ミスユニバースを目指す人が参加する場所で講師をされている方です。
ミスユニバースジャパンに選ばれるための必要な所作や、内面の指導をする場で、「美しくある」ために必要なことは何なのかを指導されている方です。
この手の本は普段ほとんど読まないのですが、縁あって購入。女性に限らず男性も意識すべき内容盛りだくさんの本でした!
心に留まった箇所を少しずつですがご紹介。
1.自分の得意を発信する
私は、こんなことができて、こういう性格で、どういう状況で力を発揮できるのか(中略)を発信しないと、誰にも気づいてもらえない。
自分から自分の得意なことを発信するためには、まず“自分自身を俯瞰し研究し尽くす必要がある”と本の中で言っています。
自分をどう見せるかということを日々考え、考えた結果を行動を起こせる人が、現実を変えられる可能性を秘めているとのこと。
何ごとも「自分を」無視しては、うまくいくものもいかなくなってしまう。
との言葉にあるように、まず自分を知ることから始めると良いようです。
また、本の中で
名前に思いを込める
という話がありました。
自分はこういう人でありたいという思いを、名前に込める。自分の名前を書く時や名乗る時は、どんなイメージで見られたいのかを意識すると、力強い字体とすべきなのか、柔らかいものにするのかといったことを考えるようになります。
2.周りのために行動することは、結果的には自分のためになる。
天の貯蓄をいっぱいにする。忘れた頃、自分に返ってくる。
周りから見ると、ラッキーのように映る出来事も、これまでその人がしてきた見えない努力や、周りへの貢献によってもたらされた天の貯蓄の結果であると言います。
いわゆる、情けは人のためならずでしょうか。
誰かを応援し、誰かに期待をかけることから始めることによって、お互いに成長できる環境が生まれる。
人が育つのは、叱られる時でも、怒られるときでもなく、「応援される時」だと言います。
職場でも誰かを応援できるよう努めたいものです。
3.思い通りに行かない時には
どんな言葉をかけられると、どんなシチュエーションに置かれると、自分は落ち込みやすいのかを知る
人間どうあってもうまく行かない日はあるもの。そんな時は、うまくいかないパターンを把握することをオススメしています。
・モヤモヤしたときのデータを集める
・自分で自分を浮上させるテクニックを身につける
・今ある状況の中でどう自分を活かせるか考える
4.まとめ
自分の内面を磨くことの大切さとその方法について、大きく紙面を割いて述べていました。
自分自身をまずしっかり見つめて、そのあと自分の持っているもので他者へどのように貢献できるのかを考える。本文でも述べていましたが、利他の精神を持つことが重要なのだと気づかされました。
日々忙しく仕事をしていると、自分自身の内面を見つめることも、他者への貢献を考えることも、おざなりになっているような気がします。
そのことに気づかされる1冊でした。
それでは、今日はこの辺で。