こんにちは、かねさんです。
前回に続いて川淵キャプテンの講演会聴講レポ。
色々な場面を経験しているとあって、その言葉には経験に基づく重みがずっしり。
そうかぁと考えさせられる言葉がたくさんあったのでご紹介します。
1.明確なビジョンを持つ
サッカーのJリーグとバスケットボールのBリーグの立ち上げに奔走した川淵さんは、「成功することしか見ていなかった」と言います。そこには明確なビジョンと、ビジョンへ向かって働く意欲とモチベーションを持って突き進んでいたから、絶対に成功させるという信念があった模様。
そんな川淵さんがビジョンを持ち始めたのは51歳の時。30代、40代は私利私欲のために仕事をしていた川淵さんが、勤めていた古河電工の転機によって、自分にはサッカーしかないと川淵さんを突き動かしたそうです。
プロ化するための方法は分からないけれど、ビジョンだけは持っていた。
施設や環境が充実しているヨーロッパの状況を見て、100年たっても日本には無理かもしれない。でもこんなビジョンでやりたいというのは持っていたそうです。
だから、いざプロリーグを作るとなった時に、邁進できたのかもしれません。
2.前を向け!
川淵さんは、決して過去を振り返って思い悩むことは無かったそうです。
失敗しても、失敗に対する批判を気にしない。常に前を向いて失敗を失敗としない人生を送ってきました。Jリーグ創設の時も、Bリーグ創設の時も、常に批判や反対意見は多かったそうですが、これまでの経験と信念で突き進んで、成功に導いてきて、それぞれのリーグが成功しています。
元々持っている反骨精神で言いたいことを言って、大きな地声で常にやってきたと笑っていました。
うしろを振り返るな、前を向いてやれ!と力強いメッセージを発信しています。
3.ポジティブシンキングであれ!
人によって、考え方がポジティブの人もいるし、ネガティブな人がいる。それぞれ考え方の違いがあって良い。けれどもやっぱりポジティブシンキングであれ!と川淵さんは言います。
ネガティブに考えるなと言っても、難しい。
難しいけれども断ち切れ!
80歳になったから言える、ポジティブシンキングであれ!
(川淵さん80歳なんだ…!)
この日一番力強く、そして経験に基づくメッセージをいただきました。
川淵さん80歳だなんて夢にも思わず、その部分にもビックリしました。本当にパワフルに突き進むパワーを感じました。
川淵さんご自身も話の中で触れていましたが、
「自分は嵐の中でしか生きられない」というようなことを言っていて、会場は大爆笑でした。
ちなみに川淵さん、サッカー→バスケットの次は、ホッケーをやり、今はハンドボールの改革へ着手しているとのこと。
いつまでもエネルギーを保ち、パワフルに動き続けている川淵さんに尊敬の念を抱きました。
ロシアW杯が終わったあたりにまた、お話を伺って見たいものです。
それでは、今日はこの辺で。