JリーグとBリーグの生みの親、川淵三郎キャプテンのアツいアツい話を聞いてきた!【前編】

こんにちは、かねさんです。

サッカーJリーグの初代チェアマンであり、日本バスケットボール協会の会長として、プロバスケットボールBリーグの創設に邁進した川淵三郎さんの講演会を聞いてきました。

サッカー日本代表の裏話や、JリーグとBリーグ創設時のアツいアツいお話を聞けて大満足な講演会でした!

ちなみに、開会前の案内としてこんな文言が。

「セミナー内容のSNSへの投稿に制限はありません」

…ホントに!?

聴き終わってからの感想で言うと、書けないこと結構あった気が(笑)

少しずつですが、ご紹介します。

1.サッカーへの情熱は昔も今でも

・選手交代期のサッカー日本代表とこれまでの監督

講演会は、先日決めたロシアW杯への思いとして、ハリルホジッチ監督への思いを語るところからスタートしました。ハリルホジッチ監督の選手起用には懐疑的な視点をお持ちの川淵キャプテン(笑)

そんなハリルホジッチ監督は、かつてのトルシエ監督と重なるところがあると言います。トルシエさんも、ハリルホジッチ監督も、少し上から目線で選手を相手にしているところがあるとのこと。

トルシエ監督の時は、代表合宿の緊張感は相当なもので、徹底的に管理することで監督の色を出していたそうです。その反面、とても愛嬌のある面もあったとか。

昼に、「緊張感をほぐすために夕飯はワインを並べろ」とスタッフへ指示したかと思うと、(欧州の代表ではよくあるそうです。)

夜に、「なんでワインが並んでいるんだ!!!誰が用意したんだ!!」と烈火のごとく怒って、スタッフに「アンタが用意しろって言ったやん…」とあきれさせたり。

トルシエ監督が、ある選手を罰走でグラウンドを走らせている時に、その選手が必要な戦術の練習を始めると、「お前はなんで走ってるんだ!!!」と言ったり(笑)

かなり天然のような発言をされる方だったとか。

日本代表をジーコ監督へ預けた時の話や、ロシアW杯の代表メンバへの期待などを聞くことができました。

・Jリーグ創設時の秘話

いまではJリーグを代表するクラブになった鹿島アントラーズ。昨年のクラブW杯では、決勝でレアル・マドリードと対戦する等、今年のJリーグでも優勝を間近に控える強豪クラブです。

その鹿島アントラーズも、もしかしたらJリーグ入っていなかったかもしれないそうです。

鹿島アントラーズへJリーグ参入の時に出した条件は、観客席の屋根があって、一定以上の明るさがあるナイター照明がついていて、15,000人が収容できるスタジアムの建設。

当時45,000人の鹿島市にとっては難しいだろうと、半ば冗談で言った川淵キャプテンでしたが、鹿島アントラーズは、市と県と動かして建設にこぎつけたそうです。

2.畑違いのバスケットボールもBリーグのために邁進

もともと、早稲田から古河電工へ進み、サッカーをやっていた川淵さん。そんな川淵さんが2015年の1月からわずか半年で日本のバスケットボール界の立て直しをされました。

当時は、NBLとbjリーグという、なぜか2つの国内リーグがあり、協会のガバナンスが全く効いていなかったそう。(書いていいのかしらw)

日本代表クラスの選手が集まる企業チームのNBLと、地域密着でエンタメ制はあるけど赤字経営のbjリーグをまとめるのは、やはり大変だったそうですが、Jリーグの時の経験が生きたと言います。

Jリーグの時と同じように、Bリーグ参入の条件に対して、結果的にはほとんどのチームが達成できるようになったそうです。

その後、1年目のBリーグは観客数が前年の倍に伸びる等、これからドンドン人気が出てきそうです。

そんな川淵キャプテンは…

川淵キャプテンは、Jリーグ、Bリーグ両方のリーグが起動に乗った(Bリーグはまだまだこれからと言っていましたが)のは、過去を振り返らなかったからだと言っています。

特にバスケットボールは、国際バスケットボール連盟から半年で立て直しを厳命されていたようです。なので、今後うまくやるための施策をやるしかない!とトップダウンで舵取りをしたとのこと。

そんな川淵キャプテンの言葉を次の記事で見ていきたいと思います。

【後編へつづく】

この記事を書いた人

Shintaro Kanegae

2017年1月からブログを開始。
ある時、ブログを書いているブロガーと呼ばれる人たちの集まりに顔を出したら、とても楽しそうな雰囲気をまとっていることに惹かれる。自分もブロガーになってみたいとの想いからブログを開始。
平日は普通に会社に出勤するサラリーマン。休日もたまに出勤するサラリーマン。家と会社の往復だけなんて真っぴらごめんだーと思いながら、美味しいご飯、楽しいイベント、読んでよかった本を中心に、私が体験したことを写真と共に書き綴っています。